2016年2月1日~3月11日までの約6週間に渡り、米国ワシントンDCにある国際NGO、FHI360にて実施されたインターンシップに参加させていただきました。インターンシップ期間中は、FHI360で国際教育開発に関する援助プロジェクトを担当しているGlobal Education (GE)の研究ユニットである 、Basic Education Program (BEP)にインターンとして所属し、自らの修士論文執筆に必要な情報収集やデータ分析スキル習得に加え、以下の三種類の活動をさせていただきました。1つ目は国際教育開発分野に関するシンポジウムへの参加、2つ目はFHI360リーダーへのInformational Interview、3つ目はBEPの研究プロジェクトへの参画 の補助です。

Jun21つ目に、FHI360のプロジェクト・リーダーを対象としたCIES学会(Comparative and International Education Society)による審査の発表に関する研修会で行われた基礎教育開発 、授業研究 や教員研修における発表会 に参加しました。通常はこのような時期にこうした学会が少ないため比較的参加者が限られていたものの、貴重な経験となりました。2つ目に、修士論文のテーマに関連した分野の専門家を中心に、計4名のスタッフに対してインタビューを実施しました。それぞれのインタビューでは、自分自身の研究テーマに関連するプロジェクトや、海外研修や先行研究等に関する多くの有益な情報が得られました。また、研究の方向性や修士課程修了後の進路に関する多くのヒントを得ることも出来ました。最後に、今回のインターン生全体の上司として私たちの教示にあたってくださったStephen Luck博士のご指導の下、グーグルマップを用いたデータ分析を行い、主要な分析結果をまとめた報告書を提出しました。

今回のインターンシップを通じて学んだことは主に2点あります。1点目は、上司の求めていることは何かを素早く察知して仕事 に反映することができるかどうかが、仕事を自分で創造し、オリジナリティを提供で きるかどうかに大きく影響するということです。2点目は、新しいスキルとしてグーグルマップを習得したことです。データ分析を行う上では計量経済や教育統計、計量分析ソフトが最低限使えることが求められるため、今回のインターンシップで必要なスキルを学べたことは、今後修士論文を執筆していく上で非常に実践的かつ重要な経験になりました。

最後に、このような素晴らしい機会を提供してくださった指導教員の小川啓一教授及びインターンの受け入れを認めて下さったFHI360副総裁のJohn Gillies氏、上司として全期間を通じインターン生に暖かなご指導をして下さったStephen Luck博士、本プログラムに係る事務手続きやロジスティック全般を担当して下さったCasey Wilson氏、そして公私にわたる様々な面で報告者のインターン生活を支えて下さったFHI360・GEの全ての方々に、心からの謝意を表したいと思います。

(文責:徐 珺、研究生)


Category: 若手研究者のインターンシップ